第10話 エビデンスを「収入」「経費」「控除書類」に分けよう
「収入」「経費」「控除書類」
前回のことを活かして、レシートや領収書を日ごとにまとめてみました!
それでは、それらを収入、経費、控除書類の3つに分けていきましょう。
収入を分けよう
仕事先によっては、特に個人の方だと、謝礼金を手渡しでいただくことも多いんですよね・・・。
その場合には、あらかじめ領収書をご用意いただくよう、お願いしておきましょう。書式などの形式は自由で、収入の証明となれば大丈夫です。
※領収書の例
経費を分けよう
①レシート
②
③クレジットカードや電子マネーの明細書
④出金伝票
・・・など
これはイメージしやすいですね。なんでもかんでも領収書じゃなくて、レシートでもいいんですね。
むしろレシートのほうが、具体的な品目が書いてあるので証拠になりやすいと考えられる場合もあります。ただし、高額なもの(楽器や機材など)については、ちゃんとした領収書を取っておくのが望ましいでしょう。
④の出金伝票ってなんですか?
きちんと経費の詳細が分かっているけれどレシートなどが無い場合は、いつどこで何をいくらで買ったのかを出金伝票に書き留めましょう。高額なものはだめですが・・・。出金伝票は100均にも売ってますよ。
レシートが出ない場合や取りそびれた場合もあるので、出金伝票、持っておくと便利ですね。
①日常生活レベルのものはレシートでも大丈夫!
②
③レシートや領収書が発行できなかった(または紛失した)少額経費は出金伝票に記録しよう!
控除書類を分けよう
最後は、、、控除書類?
控除書類にあたる書類としては主に、
①保険会社から送付される
②診療を受けた際に病院、クリニック等から発行される領収書や明細書、または領収額証明書
・・・などが挙げられます。
※くわしくは・・・ 住友生命 『生命保険料控除証明書について』
「控除」は種類も多くやや複雑です。後の話で詳しくご説明しますので、まずは控除書類というくくりで分けておきましょう。
次回・・・第11話 「所得」は全部で10種類!