【音源あり】吉松隆の「交響曲第4番」が最高だから、ちょっと話を聞いてくれないか
聴いてくれ!
吉松隆について
吉松隆(YOSHIMATSU Takashi)
・略歴については吉松隆さんの公式サイトをご覧ください。
交響曲第4番op.82の概要
【作曲・初演】
・2000年(作曲)
・2001年 藤岡幸夫×関西フィル(初演)
【編成】
Fl3・Ob2・Cl2・Fg2・Hr4・Tp2・Tb2・Tub1・Perc4・Pf1・Str
(読者の心:比較的小編成。。可愛いめな曲なのかな?)
【演奏時間】
4楽章構成:約 29分
「パストラル(田園)・トイ(おもちゃ)・シンフォニー(交響曲)」
田園・・・
おもちゃ・・・
交響曲・・・
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もう、可愛い曲の予感しかしねぇ・・・・・・
楽曲解説(吉松隆公式HPより)
<1楽章>
アレグロ。さまざまなビート(リズム)とモード(旋法)の間を走り回る<鳥>の思考によるアレグロ楽章。
少年時代の夢の中で、機械仕掛けの鳥、木彫りの操り人形、すましたお姫さまの人形、ブリキの兵隊たちとネズミたちなどなど、さまざまな玩具が春の田園を夢見ながら飛び回る。
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・
・・・可愛い・・・・・・
<2楽章>
ワルツ。歪んだワルツがひたすら堆積してゆくリズムの万華鏡としてのスケルツォ楽章。
後半では過去のさまざまな交響曲作曲家たち(ベルリオーズ、ブルックナー、ショスタコーヴィチ、マーラー、ベートーヴェンetc.)のワルツが乱舞しつつ織り込まれてゆく。
<3楽章(1番好き!!)>
アダージェット。ノスタルジックなメロディと甘いハーモニーによる後期ロマン派風の緩徐楽章。
中間部とコーダには、遠い春の記憶がふと頭をよぎるように、ピアノによるオルゴールのメロディが走り抜ける。
<4楽章>
アレグロ・モルト。春を讃えてひたすら明るく軽やかに走り抜けるロンド風フィナーレ。
鳥たちのパッセージと、幸せに満ちて春の野をスキップするようなリズムとが艶やかな饗宴を繰り広げ、最後は夢の向こうに消えてゆく。
アンケートの声:交響曲第4番の好きなところ
・この曲にもやはり、吉松隆といえば、というリズム、モチーフが非常に多く登場するところ。(20代・男性)
・3楽章のピアノのメロディが特に綺麗。(会社員・男性)
・緩徐楽章を2楽章ではなく3楽章に持ってきており、2楽章を変拍子が特徴のワルツとすることで、曲全体に新鮮な印象を受ける。(音楽経験あり・男性)
・3楽章のピアノのメロディが可愛い。(大卒・男性)
・全楽章をとおして室内楽的なアンサンブルの楽しみが聴き取れて、きっと演奏しててもすごく楽しいんだろうなと思う。(都内勤務・男性)
それでは、お聴きください。
【1楽章】00:00~(Youtube)
・Allegro moderato - Moderato - Allegro molto - Allegro - Tempo I
【2楽章】09:17~(Youtube)
・Waltz:Allegro moderato - Allegro - Tempo I
【3楽章】14:24~(Youtube)
・Adagietto - Moderato - Andante - Tempo I - Moderato
【4楽章】22:39~(Youtube)
・Finale:Allegro molto - Presto
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ほな。