第3話 天は人の上に人を造らず
【かんりにんのあいさつ】
万札が書いた「学問のすゝめ」、読んだことありますか?
私がこれをちゃんと読んだのは高校生の時です。当時出始めたKindle Paperwhiteで。電子書籍でタダだったかほとんどタダに近いような値段で配信されてたので買ったんですよね。今読んでもおもしろいのでオススメです。
人は皆平等だけど、どうしても出てくる人と人との「差」は、勉強したかしなかったかによるものなんだそうです。勉強しましょう。国の政治が悪いのは国民が勉強しないからだ、みたいなことも書かれてました。万札、毒舌~~。
ちなみにKindleはそのあと何冊か買って読んだ後飽きてブックオフに売りました。英世にもなりませんでした。確か。
天は人の上に人を造らず
確かに・・・一律なら計算しなくていいから楽かなって思いましたけど、もしその税率になっちゃったら私はかなりキビシイです・・・。
そのため、所得の多い人には高い税率を、少ない人には低い税率を適用することで、それぞれのオサイフ事情に合った金額を納めてもらおうという制度になっています。(超過累進課税と言います。詳しくは後の記事で!)
コアラさん、やっぱりここでも収入ではなく所得という言葉を強調するんですね。
もちろん。年収が1000万円だったとしても、これを得るために900万円の投資をしていたら、実際の利益(所得)は100万円ですよね。
単純に収入の金額を見ただけではふところ具合がわからない。そこで、所得という考え方が出てくるわけです。
意外としっかり考えられてるんですね・・・所得税・・・。
確定申告は、ルールに基づいて自分のそれぞれの所得がどの種類に当てはまるのかを集計して、所得税を計算して申告をします。それぞれの種類については、後ほどみっちり時間をとって勉強していきますよ。
①利子所得 ②配当所得 ③不動産所得
④事業所得 ⑤給与所得 ⑥退職所得
⑦山林所得 ⑧譲渡所得 ⑨一時所得
⑩雑所得
10種類もですか!ちょっとクラッときてしまいました。時間をかけて頑張って勉強していきます。。。